超高性能,コンパクト大容量,低価格の熱風ヒーター (熱風加熱,ホットエアーヒーター)
大容量熱風ヒータ SAHD-18H,29H
(シングル加熱管タイプでは最大級)
シングル加熱管なので、大容量のヒータは長くなります。
しかし超高密度発熱体HDの採用でかなり短くなりました。
特に短いものをご要望の場合は6本並列型参照。6kw以上ではこの6本並列型の方が価格的にも有利です。→ 「大容量コンパクト」参照
News! SAHD型は超高性能発熱体「HD」を採用。従来のSAH型に較べ「サイズは半分」で「熱風温度の上限は100℃高」く,「耐風圧は20倍以上」。それなのに価格は同じ。SAHDなら高信頼性の+LL仕様も選択可。 (旧SAH型も継続して供給)
型名 | GO | 概要 |
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18Hシリーズ(1~3kw) | 加熱管径φ18 金属ケース外径φ22 適した流量範囲15~400L/min. |
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29Hシリーズ(2~5kw) | 加熱管径φ29 金属ケース外径φ34 適した流量範囲40~1200L/min. |
※上表右欄の「適した流量範囲」の低流量側数値は、供給電圧をコントロールしてのご使用の場合です。
※このヒータを800℃以下で使われる場合には一般的な取扱説明書をご参照ください。その場合の特性は各種実測データがあります。しかし800℃~950℃といった高温でご使用になる場合は、エアー流量を下げ,供給電圧も下げてください。
特に900℃~950℃といった限界域で使われる場合の推奨流量は下記です。
F=0.012P
F:エアー流量[L/min.]
P:ヒータ定格電力[w]
上記流量で目的温度になるように供給電力をコントロールしてください。この時の電圧は定格電圧の60~65%程度になります。又、上記高温でご使用の場合、標準の内蔵温度センサー(K熱電対)では寿命が短くなります。この様な場合には内蔵熱電対をR仕様(白金系)にするか、又は外部から適切な熱電対を挿入してください。
※特殊処理でこれまで困難だったリード線からの微量のエアー漏れをほぼゼロ(at 0.6MPa)にしました。インライン使用で高圧エアーが加わっても大丈夫です。
推奨するご使用方法
SAH型熱風ヒータはエアー流量のコントロールと、熱風温度のコントロールが必要です。
流量コントローラ |
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低コスト |
調整バルブ付きフロート式流量計 アナログですが、最低限の機能は備えています ¥15000. |
高性能 |
マスフローコントローラ デジタル設定、デジタル表示で精密な流量制御 ¥85000~ |
熱風温度コントローラ |
熱風温度コントローラ AHC-2
PID制御による高速サイクル制御 |
一体型コントローラエアー制御と熱風温度制御を統合 |
一体型コントローラ 各種
流量制御 フロート式又はマスフローコントローラ |
熱電対用リード線
K熱電対用リードはKの材質が安価なので、K熱電対そのものの材質で構成しています。
しかし④のロボットケーブルは耐屈曲性を持たせるためにNi合金の補償導線としています。
R熱電対用は合金の補償導線です。
左から
①K用単線
導体Φ0.2又はφ0.32 ガラス被覆Φ1.5
②熱風温度,エアー流量の総合コントローラ
導体Φ0.2又はφ0.32 テフロン被覆Φ1.5
③R用 ヨリ線
導体Φ0.08×7本 テフロン被覆Φ1.5
耐屈曲性が良好
④K用ヨリ線
ロボットケーブル
導体Φ0.1×7本 高強度シリコンΦ3.2
耐屈曲性が優秀
価格(工賃別)
①¥300/m
②¥600/m
③¥800/m
④¥1500/m