エアヒータの寿命について

ヒータの寿命は各種の要因がからんでくるので、簡単には予想できません。使用されるときの発熱体温度に対する予想寿命は下記の通りです。
しかし実際には正常な消耗で断線に至るのはむしろ少なく、ご使用時の制御ミスなどにより過熱断線に至るケースが多いです。

発熱体温度と寿命の関係

熱風温度に対して発熱体温度は約300~400℃高めの値になります。従って熱風温度850℃ → 発熱体 1150 ~1250℃ → 上図より0 ~300 時間の寿命

熱風温度800℃ → 発熱体 1100 ~1200℃ → 上図より1000~ 50 時間の寿命

>熱風温度700℃ → 発熱体 1000 ~1100℃ → 上図より ∞~1000時間の寿命

熱風温度と発熱体温度の差は流量などによって変化します。一般的に流量が大きくなるほど差も大きくなりますが、逆に流量が極端に少ない場合にも差が大きくなります。 この差が大きくなるほど同じ熱風温度でも寿命が短くなる傾向にあります。